A Message from Us理事長と採用担当者からのメッセージ

From the Principal理事長からのメッセージ

一人の力は小さくても、あったかい心を互いに
つないで「治す」医療より「癒す」介護・医療を。

  「一人はみんなのために、みんなは一人のために。」
これは、私がもっともよくスタッフの皆さんに話す言葉です。昭和52年、この場所に小さな診療所をつくったその頃から、ずっと大切にしてきた想いです。
  完璧な医療者なんていないけれど、助け合えばできることがある。みんなで悩みながら話し合いながら、小さな力を出し合って作り上げていこう。そして私たち全体で社会に貢献しよう。そうすれば想いはきっと、地域の皆さんにも届くと思っています。
  もともと、私の専門は整形外科の中でもがんと肉腫。治るとは限らない、死と隣り合わせの分野でした。その日々の診療の中で、医人にとって大切なのは、その病気を治すことが出来なくても、癒して差し上げることは出来ると確信してきました。
  それを骨身に感じながら、介護の世界においても「癒し」と「慰め」を大切に、皆で喜び合える世界をつくっていきたいといつも心に念じております。
「長生きしてよかったね」私の大好きな言葉の一つです。
78歳の職員もいます。82歳の私もまだ現役です。そんな私たちに今できることも、これから年齢を経るとともに、徐々に減っていくと思います。でも、一人の力は小さくてもいいのです。共に力を合わせていけば、大きな成果を上げられると固く信じています。

写真:理事長 花田 太郎

理事長 竹嶋 康弘

From the Recruiter採用担当者からのメッセージ

ともに学び、仲間と支え合い、
ハイレベルな介護を提供しましょう。

LIFE※が導入されたからというわけではありませんが、私はもともと看護・介護にはエビデンスがとても重要だと思っています。科学的根拠のある看護・介護を行い、ブレのない、引き継ぎ可能な介護体系を作り、日々の変化に応じて柔軟に対応すること。
でも、医療や介護は機械でなく人の仕事ですから、すべて数字にだけ頼るのでなく、人間の五感を使うことが何より大切です。毎日、入所者さんの様子をちゃんと目で見て、わずかな変化にも気づくこと。手で触れて温度や湿度に気を配るとか。看護の「看る」が、「手」と「目」と書くように。
サンライズ壱岐では、一人ひとりが少人数の利用者さんを担当できるので、それぞれの利用者さんの身体的、精神的、また社会的背景も把握した上で関係性を築くこともできるし、一人ではできないことを、他職種の仲間と協力し合って実現できる心強さもあります。
介護が必要になった原因が病気だとしたら、その病気について看護師に聞いてもいい。麻痺の残る人の介助に悩んだら、リハビリスタッフに相談することもできます。きちんと学べば、介護士が他職種間で胸を張って意見を言えるくらいの知識を持つこともできる職場だと思っています。
知識に貪欲な人、向上心のある人。新卒・中途ともに大歓迎です。いっしょにがんばりましょう!

※2021年2月、厚生労働省は「科学的介護情報システム(LIFE=Long-term care Information system For Evidence)」の活用に向けた通知を出しました。全国の介護福祉施設が、利用者へ行っているケアの内容・計画などの情報を厚労省へ提出。提出した情報は分析され結果がフィードバックされる。現場はフィードバックされた情報をもとに、さらに質の高い介護サービス計画を作成。

写真:採用担当者 花田 太郎

採用担当者:副施設長(看護師)2012年入職